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めい
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漫画を書いたり、音楽を聴くのが
好きなヲタクかも!

ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
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author : めい ×

放課後。

ウチはせっちゃんを部屋へ誘った。

 

この頃せっちゃんはひどく冷たい。

朝、せっちゃんの部屋に行っても「先に行った」と言われた。

お昼になったと思ったらもう、いないよ。

だから放課後のチャイムが鳴って直せっちゃんを捕まえた。

せっちゃんはちょっと動揺してたけど、話を聞いてくれた。

「今日、ウチの部屋にきてほしんや」

「え・・部屋へ・・・ですか?」

「そや。だめかえ?」

「いえ、そんな事はないのですが・・」

「ほな、行こ!!」

せっちゃんが何か言おうとしたのを無視して腕を引っ張って走った。


部屋についたらせっちゃんに温かいお茶をだす。もちろん茶菓子も忘れずに

その後は他愛もない話をたくさんした。

ウチは席を立ち台所へ向かった。お皿を洗っておくのを忘れてたなんて

ウチらしくないな~なんて言いながらお皿を洗う。

お皿を洗っている間沢山考えた。

この後せっちゃんと何をしようか、どんな事をはなそうか

そんな事を考えながら。

その時変な感じがした。

うまくは言えないが、何だかとても、危険な感じ。

ガシッ

「!!」

誰かが背中に抱き着いてきた。

誰かと言ってもウチとせっちゃんだけだからせっちゃんに

決まってるんだけど。・・せっちゃんってこういうこと・・するっけ?

「せ、せっちゃん?どないしたん?」

「・・・・」

「せっちゃん?」

「せっ「お嬢様」

「!?」

いきなり耳元で囁かれた。それも艶のある色っぽい声で

「っ・・」

ウチは思いっきり目を瞑った。体が熱くなるのを感じながら。

恐る恐る目を開けた。

一番に視界に入った光景は、部屋の天井とせっちゃんの顔。

え?天井?何で?

状況を把握するために周りを見る・・・・あぁなるほどね

ウチはせっちゃんに押し倒されてるから

天井が見えるのか、なるほど・・・って感心してる場合じゃないんじゃない?

手を動かそうとしたら動かない。

そりゃあそうだ。せっちゃんに手を抑えられてるから

ビックリするほどびくともしない。ビックリでもないか

でも一番の問題は

なぜ、せっちゃんの目が明かに据わっているのか?ということ

ウチは明日菜みたいにBAKじゃないから直に分かった。

目が据わってると言ったらあれしかない。

「お酒や・・・あれ」

またしても失敗。そういえばお茶にしては変な色だと思った。

あまりにも濃い色の茶色。

まさかウイスキーだったとは分かるはずがない。

お茶はせっちゃんにしか出してないから。

それよりこれより、この状況を何とかしなくては。

いや、どっちかと言うと嬉しいんだけどとてつもなく危険な感じがするわけ

「せっちゃん・・・出来たら・・退いてくれへんかな?」

「無理です」

あぁそう。でもそれではとても困るのよ。

明日菜やネギくんが帰って来る前にやらなきゃいけないことも・・

「せっちゃん・・もしかして・・酔ってる?」

「・・お嬢様」

ありゃー話もまともにできひんようになってる

どうしよ、本当に。冗談なしにやばい・・・

するとせっちゃんの右手が動いた。

ウチの両手はせっちゃんの左手でしっかりと押さえられている。

せっちゃんの右手はウチの頬を優しく撫でた。

その手は上へ移動し前髪を掻き分け額にキスをした。

ウチはビクッと震えるがそんな事は気にせず手は下へと下りて行く。

目に近づき反射的に目を瞑る。

そして瞼にキスをする。

次は唇に来ると思っていた・・・がなかなか来ないので目を開けてみた。

視界にはせっちゃんの・・お腹?

ちゅ

え?

せっちゃんはウチの右手にキスをした。

放心状態のウチにせっちゃんはクスリッと笑い、耳元で囁いた。あの声で。

「どこにしてもらいたかったんですか?」

「え・・・」

かーっと顔が赤くなる感じがした。

見られたくないからせっちゃんから目を離した。

「言ってください」

「!!」

「どこにしてもらいたいんですか?」

「・・っ」

あ、あかん・・・何か・・変な気分に・・・

せっちゃんに触れられたところが・・熱い

「はぁ・・はぁ・・」

「どこですか?」

「はぁはぁ・・せっ・・っちゃん・・」

「はい」

「く・・ちびる・・に・・」

「はい」

そう言うとせっちゃんが少しずつ近づいてきた

あと・・・5センチ・・・

・・・・

「こらーーっ!!」

ごんっ

「へぶっ」

「え?せ、せっちゃーん」

「あ、明日菜・・・」

「木乃香大丈夫?」

「え・・うん・・」

明日菜とネギくんが帰ってきたんだ・・おかえり

カモくん・・何かすごく顔色悪いよ?

良く分からないけど明日菜に締められてるカモくんは放っておいて

せっちゃんや!

「せっちゃん!!せっちゃん!!」

「大丈夫ですよ木乃香さん。気絶してるだけです」

「そか・・・じゃあベットに・・・//////」

「木乃香さんどうかしたんですか?」

「え?いや何でもあらへんよ」

「そう・・ですか?」

「うん」

 そういってせっちゃんをウチのベッドに寝かした。

(ウチ・・すごく恥ずかしい事言ってもうたわ///)

木乃香の目は刹那の唇に行っていた。

「ウチ・・したかったわ。せっちゃんとキス」

「え?何か言った木乃香」

「!?な、何でもあらへんよ。明日菜」

「そう」

・・・明日菜タイミング良すぎや

後で・・お仕置きやな

 

後から聞いた話、せっちゃんに飲ませてしまたあの飲み物は

カモくんが入手した惚れ薬にウイスキーを混ぜた

実験道具みたいなものであったらしい。

言うまでもなくカモは再起不能なまでにボロボロにされ

実験道具は台所に流されてしまった。

 

「うーんちょっと頑張ってみようかな~」

 

  つづく

結構レベル高かったですかね;

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author : めい ×

COMMENT

無題

ミドリン    2006/12/27  EDIT  RES
すごく、甘い小説ありがとうございます。面白かったです。

ありがとう

2006/12/28
変じゃなくて良かったです。

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