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好きなヲタクかも!
ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
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「せっちゃんのあほー!」
「あっお嬢様!!」
木乃香はそういって教室を飛び出していった。
その後を刹那は追いかけた。が、
もう木乃香の姿はなかった。
「はぁはぁ、お嬢様・・」
「・・・またなの?」
「!?・・明日菜さん」
「はぁーまったく、仲良すぎるかと思ったらすぐケンカするんだからぁ」
「・・・」
「で、今度はなんなのよ」
「えと・・・」
~~教室~~~~~~~
私は自分の席で本を読んでいたら
お嬢様が話掛けてきたんです。
「せーっちゃん♪」
「? お嬢様何ですか」
「あんなぁ~」
「はい」
「・・・・」
「・・・・?」
「・・・・・」
「・・あの」
「昔みたいに・・」
「はい?」
「昔みたいにこのちゃんって呼んで」
「それは・・・お断りします」
「何で?何でなん・・」
「私はお嬢様をお守りする立場でして・・・」
「・・・や」
「え?今何と・・」
「分からずや!!」
「うえ!お、おじょ・・」
「せっちゃんのあほー!」
~~~~~~~~
「と言うわけです・・」
「はぁ~これは刹那さんが悪いわよ」
「え?何故ですか」
「何故、ですって――!!」
「ひいぃぃぃ!!」
「本当にわかんないの?」
「・・・断り方・・・ですか?」
「・・・・#」
「刹那さ――ん!!」
「はいぃぃ!!」
「何でわかんないのよ・・・」
「あの・・明日菜さん?」
「いつも木乃香は言ってたの・・」
「はい・・」
「せっちゃんは何で昔みたいにこのちゃんって呼んでくれないのかなって・・・」
「・・・」
「守ってくれるのはうれしいけどそんな事は望んでない」
「・・・」
「側に居てくれる事。話をしてくれる事。手を繋いでくれる事。」
「・・・」
「一緒に遊んでくれる事。ウチの望みはこっち・・」
「・・・」
「だけど・・一番はこのちゃんって言って欲しい」
「・・・」
「このちゃんって言って微笑んで欲しいのに・・・」
「せっちゃんは・・・分かってくれない。って」
「・・でも・・」
「・・・ここまで言っても・・ダメなんだ」
「・・・」
「本当、刹那さんは頑固で分からずやだな~」
「すみません・・・」
「こんなんじゃあ・・簡単に奪えちゃうよ・・・」
「え?明日菜さん・・・今何て」
「奪えちゃうって」
「ま、まさか明日菜さん・・」
「・・・好きなんだ」
「そ、そんな・・なんむぅ・・」
明日菜は刹那の唇を塞いだ。
刹那は何が何だか分からない様子だったが
次第に顔が赤くなっていった。離れようとしても
物凄い力で抱きしめられて身動きが出来なかった。
明日菜は唇を離し、刹那の目を見て明るく言った。
「刹那さんがね!!」
「・・あ、あの//////」
ドサァ
「?・・あ、お嬢様・・」
「せ、せっちゃ・・・」
木乃香は落とした鞄をそのままにして走ってしまった。
「あ!お嬢様!!!」
刹那はためらいなく木乃香の後を追いかけた。
今度は見失わないようにと
のこった明日菜はくすりと笑いながら
2人が走っていく姿を見ていた。
「・・・ありがとぅなぁ」
つづく
今回のはミステリーまではいかないけど
ちょっと魔法がらみです。
2,3個に分けようかな・・的な
序章みたいな感じかな?