>1=ほのぼの系
>2=抱きしめありかも
>3=キスありかも
>4=妙Erかも
>5=Erかも
好きなヲタクかも!
ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
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「朝倉!?」
「へ、何?」
「屋上で刹那さんとナニやってたのよ!!」
「何だ明日菜見たの?」
「見たし聞いたの――!!!」
「明日菜ってば覗き~?」
「朝倉ぁ!!!!」
「はいはい、教えるから怒らない」
「落ちついてください」
「実はさぁ~私最近モテてるらしくて、ラブレターとか
いっぱい貰うんだよねぇ~」
「はぁ?」
「いや、だからモテるんだって」
「・・・それでなんで刹那さん?」
「私に思い人がいるって事を知ったら皆諦めてくれるかなぁ~って」
「それが刹那さんと抱き合う理由なわけ?」
「背が低い人が良かったの」
「なんで?」
「低い方が抱き合った時顔が見えないでしょ?」
「なぁ~んだ、本当あんたって紛らわしい事ばっかしてくれるよね」
「え?そう?」
「そんな事ならちゃんと木乃香にそう言ってからにしてよね」
「え?明日菜さん、お嬢様がどうかなさったのですか?」
「ん!?いや・・なんでも、ないわけでもないんだけどね」
「はぁ・・」
刹那の頭にははてなマークがたくさん浮いていた。
そんな刹那を見て明日菜はため息を1つ・・
ゆっくりと刹那に近づき、朝倉に聞こえないように耳元でそっと囁いた。
朝倉は何がなんだか良くわからなかったが
刹那の顔がだんだんと赤くなっていったことはわかった。
朝倉にも刹那がそこまで赤面するということは
木乃香関係だろうと想像はついた。
ネタ的には面白いところだがいいところで邪魔をしてしまったし
ここは手を引こうと考えた。
朝倉は刹那に近づき肩を叩いた。
「すまなかったな桜咲、さっきはサンキュウ!!」
「あ、いえ」
「ふふ、じゃぁな2人とも!また明日」
「あ、朝倉・・」
背を向けたまま手を振る朝倉を見送った刹那と明日菜は
顔を見合わせ刹那は申し訳のなさそうに、
明日菜はやれやれというように微笑んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝倉はゆっくりと廊下を歩いていた。
何やら物足りなさそうな顔をしていた。
そんな朝倉の顔を心配そうに見つめていた少女が話しかけた。
「朝倉さん、どうかしたんですか?」
「ん~ちょっとね」
「桜咲さんですか?」
「うん・・・・・あそこで邪魔が入らなかったらキスぐらいはしてたかなぁ~って」
「朝倉さんってば、そんなことばっかり考えて!!」
「はは、ごめんごめん」
「・・・・・・・今度は私が相手役やってあげますよ♪」
「いや、さよちゃん幽霊だし・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
明日菜と刹那はゆっくりと足早に寮へ向かっていた。
その間2人は一言も喋らなかった。
聞こえるのは足音だけでそれ以外は聞こえない。
この沈黙を破ったのは明日菜だった。
「刹那さんってさ」
「はい?」
「やさしいよね」
「え、そんなことはないですよ」
「あるよ。刹那さんは誰にでもやさしい。だから後輩にもモテるんだよ」
「えぇ!!モテる・・なんてそんな」
「木乃香も知ってるよ。刹那さんがモテてること。それでも平気な顔してるけど
本当はすっごく不安なんだよ。何年も一緒にいるとね?
分かるんだぁ無理してなるな~とか寂しそうだな~とかさ。
・・・・・私は、木乃香のそんな顔見たくないんだ。でも私じゃダメなんだ
私じゃ木乃香を笑顔にすることは出来ないんだ。
本当に寂しい時、一緒に居たいのは・・私じゃないんだよ」
「明日菜さん・・・」
「私じゃなくて・・・・刹那さんじゃないとダメなんだよ」
「・・・・ありがとうございます。明日菜さん」
「うん」
刹那は明日菜に一礼し優しく微笑んだ。
そして刹那は部屋へ走っていった。
木乃香の居る部屋へ
愛しい人の元へ
明日菜は刹那を見送りながら小さく呟いた。
「無自覚・・なんだからっ」
続く
ま~だ続きます。。今回のssは今までになく長い!!
と言ってもあと1つか2つか・・・・2つはないかな?
次は刹那×木乃香ですw
刹この好きにはたまらんです!!って思えるような
ssを書けるように頑張ります!!