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小説は5段階あります。
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>5=Erかも
プロフィール
HN:
めい
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵を書くこと
自己紹介:
漫画を書いたり、音楽を聴くのが
好きなヲタクかも!

ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
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author : めい ×

「朝倉!?」

「へ、何?」

「屋上で刹那さんとナニやってたのよ!!」

「何だ明日菜見たの?」

「見たし聞いたの――!!!」

「明日菜ってば覗き~?」

「朝倉ぁ!!!!」

「はいはい、教えるから怒らない」

「落ちついてください」

「実はさぁ~私最近モテてるらしくて、ラブレターとか
 いっぱい貰うんだよねぇ~」

「はぁ?」

「いや、だからモテるんだって」






「・・・それでなんで刹那さん?」

「私に思い人がいるって事を知ったら皆諦めてくれるかなぁ~って」

「それが刹那さんと抱き合う理由なわけ?」

「背が低い人が良かったの」

「なんで?」

「低い方が抱き合った時顔が見えないでしょ?」

「なぁ~んだ、本当あんたって紛らわしい事ばっかしてくれるよね」

「え?そう?」

「そんな事ならちゃんと木乃香にそう言ってからにしてよね」

「え?明日菜さん、お嬢様がどうかなさったのですか?」

「ん!?いや・・なんでも、ないわけでもないんだけどね」

「はぁ・・」


刹那の頭にははてなマークがたくさん浮いていた。
そんな刹那を見て明日菜はため息を1つ・・
ゆっくりと刹那に近づき、朝倉に聞こえないように耳元でそっと囁いた。

朝倉は何がなんだか良くわからなかったが
刹那の顔がだんだんと赤くなっていったことはわかった。
朝倉にも刹那がそこまで赤面するということは
木乃香関係だろうと想像はついた。

ネタ的には面白いところだがいいところで邪魔をしてしまったし
ここは手を引こうと考えた。
朝倉は刹那に近づき肩を叩いた。


「すまなかったな桜咲、さっきはサンキュウ!!」

「あ、いえ」

「ふふ、じゃぁな2人とも!また明日」

「あ、朝倉・・」


背を向けたまま手を振る朝倉を見送った刹那と明日菜は
顔を見合わせ刹那は申し訳のなさそうに、
明日菜はやれやれというように微笑んだ。

 

 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 


朝倉はゆっくりと廊下を歩いていた。
何やら物足りなさそうな顔をしていた。
そんな朝倉の顔を心配そうに見つめていた少女が話しかけた。


「朝倉さん、どうかしたんですか?」

「ん~ちょっとね」

「桜咲さんですか?」

「うん・・・・・あそこで邪魔が入らなかったらキスぐらいはしてたかなぁ~って」

「朝倉さんってば、そんなことばっかり考えて!!」

「はは、ごめんごめん」

「・・・・・・・今度は私が相手役やってあげますよ♪」

「いや、さよちゃん幽霊だし・・・」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

明日菜と刹那はゆっくりと足早に寮へ向かっていた。
その間2人は一言も喋らなかった。
聞こえるのは足音だけでそれ以外は聞こえない。
この沈黙を破ったのは明日菜だった。


「刹那さんってさ」

「はい?」

「やさしいよね」

「え、そんなことはないですよ」

「あるよ。刹那さんは誰にでもやさしい。だから後輩にもモテるんだよ」

「えぇ!!モテる・・なんてそんな」

「木乃香も知ってるよ。刹那さんがモテてること。それでも平気な顔してるけど
 本当はすっごく不安なんだよ。何年も一緒にいるとね?
 分かるんだぁ無理してなるな~とか寂しそうだな~とかさ。
 ・・・・・私は、木乃香のそんな顔見たくないんだ。でも私じゃダメなんだ
 私じゃ木乃香を笑顔にすることは出来ないんだ。
 本当に寂しい時、一緒に居たいのは・・私じゃないんだよ」

「明日菜さん・・・」

「私じゃなくて・・・・刹那さんじゃないとダメなんだよ」

「・・・・ありがとうございます。明日菜さん」

「うん」

 

刹那は明日菜に一礼し優しく微笑んだ。
そして刹那は部屋へ走っていった。
木乃香の居る部屋へ
愛しい人の元へ



明日菜は刹那を見送りながら小さく呟いた。




「無自覚・・なんだからっ」









続く


ま~だ続きます。。今回のssは今までになく長い!!
と言ってもあと1つか2つか・・・・2つはないかな?
次は刹那×木乃香ですw
刹この好きにはたまらんです!!って思えるような
ssを書けるように頑張ります!!


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