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プロフィール
HN:
めい
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵を書くこと
自己紹介:
漫画を書いたり、音楽を聴くのが
好きなヲタクかも!

ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
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author : めい ×




3月18日。

いつものように起き。
いつものように朝食を作り。
いつものように話をする。
いつもと変わらない日常
でも今日は特別な日








買い物へ行こうと木乃香は寮の廊下を歩いていた。
すると、後ろから自分を呼ぶ声がした。

「あっ、木乃香さん!!おはようございます」
「おはよう、です」
「はよー!!」
「あは♪おはよぅ。のどか、夕映、ハルナ」
「今日は楽しみだねー」
「んー、そうやねぇ」
「です。今日は荷物が沢山の予感です」
「そうだね。だって今日は木乃香さんのお誕生日ですからね」


そう。今日は木乃香の誕生日。
毎年皆で祝ってくれる。
プレゼントもありえないほどの量で・・・
今年はネギも居るから大盛り上がりの予感。


(祝ってくれるんは凄く嬉しい
 けどやっぱりあの人が祝ってくれる方が
 何倍も嬉しい。
 皆には悪いけどな♪)





「せっちゃん、憶えててくれてるやろか?」







買い物を済ませ部屋へ帰ってきた木乃香は
1人お茶を飲んで一段落していた。
今日は珍しく明日菜もネギも朝から出掛けているらしく
木乃香が起きた時にはもう2人は居なかった。


「何や、寂しいわぁ・・」


そんな事を呟きながらお茶を一口。
その時、部屋をノックする音が聞こえた。
木乃香は「はーい」と返事をしながらゆっくりと戸を開けた
目の前に立っていたのは木乃香の大好きな人。


「せっちゃん♪」
「おはようございます。お嬢様」
「おはよぅ、どないしたん?こんなん朝早くから」
「え、えぇ・・っと・・ですね。」
「うん」
「あの・・お、お嬢様・・」
「ん?」
「お、おおおおお嬢様を私に下さいぃ!!」
「・・・へ?」
「あ、あぁも、申し訳ありません!!間違えました!!」


刹那は大きく深呼吸をして真剣な顔で言った。


「お嬢様の”今日”を私に下さい!!」
「今日を?」
「お忙しいですか?」
「ううん。丁度暇してたとこなんよ」
「でわ?」
「ウチの”今日”をせっちゃんにあげるえ♪」



2人は水族館へ行った。
写真を撮ったりショーを見たりお揃いのキーホルダーを
買ったり話をしたりしてあっという間に時間は過ぎていった。


「楽しかったなぁ♪」
「はい。」
「あとは何があるん?」
「これからの時間はお嬢様がしたい事を言って下さい」
「え?・・ウチがしたい事?」
「はい。」
「じゃあ・・今日はずっと一緒に居てくださぃ」
「は・・・え?しかし、皆さんは?」
「大丈夫やて、ちゃんと連絡いれるて」
「は、はぁ・・」
「せっちゃんと一緒に居るって言うたら皆納得するえ?」
「え・・そうなのですか?」
「そうなんよ♪」
「そうですか・・」
「ほな行こか!!」
「え?何処へ」
「せっちゃんのお部屋♪」
「私の!?」
「そや。お腹空いたやろ?」
「あ、そう言えば」
「ウチがご飯作ってあげるえ~」
「本当ですか!」
「ほんまやよ♪」
「では、早く帰りましょう!!失礼します」
「え、っちょ・・せっちゃ・・きゃ!!」


刹那の部屋についた木乃香は明日菜達に事情を言って
パーティは明日って事にしてくれるよう説得した。
「刹那さんと過ごしたいんなら・・しょうがないか」と
言ってくれた。付け足しで「延長はなし!!」と
言って電話を切った。迷惑はかけたくないので
延長はしないつもりだけどと思ったがあえて言わない。


「何て・・言って・・ましたか・・」
「い、イイって・・・せっちゃん?」
「はい?・・・」
「苦しいん?」
「いえ・・どうって事ないです・・ゲホゲホッ」
「んもう!あんなに走るからやで」
「す、すみません」
「はい。お水」
「ありがとうございます」
「じゃぁ台所借りるえ」
「はい。どうぞ」


刹那は木乃香の後姿を見ながら優しく微笑んだ。
木乃香は楽しそうに料理をしている。
刹那は木乃香の作ったものなら何でも「おいしい」と
言って食べてくれる。それは堪らなくうれしい事だ、
だからつい作り過ぎてしまったりするわけだが・・
今日はそんな事ないようにと気を付けながら完成。


「召し上がれ♪」
「こ、これはまたすごいボリュームですね」
「えへへ・・作りすぎちゃった」
「いただきます」
「どうぞ(たまやってもうたわぁ・・)」
「ん、これすっごくおいしいです!!」
「ほんま?あ、せっちゃんこれも食べてぇはい。あーん」
「え!?・・え、じゃぁ。あ、あーん」 パクッ
「どう?」
「おいしいです!!私これ好きです!!」
「・・・」
「あ、いえ!お嬢様が作るものは全部好きです!!」
「もう、せっちゃんったら・・(はーと)」
「え?あぁ!!えと・・その・・・い、いただきます!!」
「はい♪」


晩ご飯を済ませ食器を片付けながら木乃香は
これからの事を考えていた。
刹那にしてもらいたい事は沢山ある。今日だけじゃ
足りないほど沢山ある。
でも、そこは後で相談するとして絶対に今日
して欲しい事を絞り込んでいた。


「お嬢様、この後は?」
「まずはぁ一緒にお風呂♪」
「えぇぇぇぇえぇぇ!!!それは、ちょっと・・」
「ダメなん?」
「う!・・その顔は反則です。お嬢様・・」
「へへ」
「分かりました。」
「じゃぁ行こ♪」
「はい」
「あ、言い忘れたんやけど大浴場じゃないえ?」
「え!?違うんですか!!」
「当たり前やろ?」
「それはちょっと・・」
「ほいせっちゃん服脱いでぇ」
「え、あぁお嬢様!イイですよ自分でやりますから!!」
「遠慮せんで・・な?」
「遠慮とかではなくてですね!!って聞いてますか!!」


嫌がる刹那を無視して服を脱がせ
お風呂へ直行していった。
中では「私が背中を流します」やら「ウチがやる!!」
など外に聞こえてしまいそうになくらいの大声で
楽しそうに言い合っていた。

お風呂から上がった木乃香がどうしてもベランダへ 
行きたいと言ったので髪を乾かし上着を羽織らせ
2人はベランダへ出ていった。


「寒くないですか?お嬢様」
「平気やえ。せっちゃんこそ大丈夫なん?」
「はい。私は大丈夫です。鍛えてますし」
「そか・・・・なぁせっちゃん」
「はい、何ですか?」
「手繋ぎたいなぁ」
「はい」


刹那は木乃香の手をギュッっと握った。
木乃香は湯上りのせいなのか刹那が手を握ってくれたから
なのか、頬を赤くして目を瞑り刹那に体を預けた。
30分くらいしてから刹那が「そろそろ部屋へ戻らないと体が
冷えますよ」と言ったので仕方なく部屋へ戻った。
上着を片付けてた刹那は「お茶でも飲みますか?」と言い
「うん」と返事をしながら木乃香は刹那の部屋を見渡していた。
アツアツのお茶を飲みながら少し世間話をしていると
眠くなったのか木乃香が小さく欠伸をしたのを見て
「寝ましょうか?」の返事にコクリと頷いた。


「せっちゃん・・」
「はい」
「添い寝して・・」
「・・・はい」


少し赤くなって刹那は嬉しそうに返事をして
2人は刹那のベットに入った。


「せっちゃん、ギュッってして」
「はい」


刹那に抱きしめられて幸せそうに笑っていた
木乃香が顔を上げたので刹那はそっと目を開けた。
木乃香は刹那の目をじっと見つめた。 そして


チュッ


「お嬢様?」
「お休みのチュウや♪」
「・・・」
「・・・」
「そうですね」
「え?」


チュッ


「!?」
「お休みのチュウです」
「ウチ、幸せや・・・」
「はい」
「せっちゃん・・あり・・がと」
「・・はい」


木乃香は刹那の腕の中で幸せそうに眠った。
その顔をやさしく見つめた。


「昔とお変わりない寝顔ですね・・・おやすみなさい。お嬢様」


刹那は木乃香の前髪を掻き分け額にキスをした。
そして耳元で誰にも聞こえないくらいの声で囁いた。








「お誕生日おめでとうございます。・・・このちゃん」








終わり




次回は「番外編」です。でわ


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