>1=ほのぼの系
>2=抱きしめありかも
>3=キスありかも
>4=妙Erかも
>5=Erかも
好きなヲタクかも!
ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
刹那は木乃香を追いかけていた。
「お嬢様ー!!お待ち下さい!!」
クラスの皆に比べると刹那の運動神経は
いい方だろう。剣の修行もやっているし怪物相手に戦ってきた
刹那だ。木乃香に追いつくのは簡単・・・だと思ったのだが
木乃香はありえないくらいのスピードを出していた。
そう、あの人のような・・・
「くっ何て速さだ!!お嬢様はいつの間にこんなに早く・・」
とうとう見失ってしまった。
刹那は焦りながら木乃香を探した。
そして気がついたら世界樹の前に来ていた。
「はぁはぁお嬢様、いったいドコへ・・!?」
刹那は世界樹の裏側(つまり刹那が立っている反対側)に
人の気配を感じた。そう、それは確かに木乃香お嬢様の・・
刹那は世界樹の側に腰掛けた。そして語り始めた
「お嬢様・・先ほどはもうしわけありません」
「・・・・」
「さ、さっきの・・キスは・・その、明日菜さんからでして・・・;」
「・・・・」
「わざとじゃないんです・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・」
「あの・・明日菜さんから聞きました。私は・・その・・お嬢様の笑顔を守っていたいんです。そのためには影からの護衛が一番だと思っていました。」
「・・・・」
「最近はおしゃべりしたりもしましたね。その時のお嬢様の笑顔はとても素敵でした。私なんかと一緒にいても笑ってくださって・・とても嬉しかったです。それでも私の使命はお嬢様をお守りすること、『お嬢様』とお呼びしているのはその使命を忘れないため。・・・『このちゃん』っと呼んでしまうと私にとって『お嬢様』が一人の『女の人』になってしまうのです。使命なんて忘れて、お嬢様ともっとって・・・」
「・・・・・」
「だから・・どうしても・・『このちゃん』・・なんて・・いえ・・」
「だったらそう言ってあげればいいのに・・・」
「・・・え?」
「本当の気持ちを、言ってあげて・・」
「お・・お嬢様・・?」
「せっちゃん」
「え!・・あ、明日菜・・さん?」
「ごめんね刹那さん。騙しちゃって」
「え、あの・・騙すって・・?」
「あんな~せっちゃんの前にいる『近衛木乃香』は『神楽坂明日菜』なんよ」
「へ・・どうゆう」
「つまり~私は姿が木乃香で中身は明日菜なの!」
「で、ウチは姿が明日菜で中身は木乃香なんよ」
「「わかった?」かえ~?」
「あー・・・あの・・・」
「もう!せやからネギくんの魔法で中身を入れ替えたんよ」
「魔法・・・えぇ!!魔法!!!!!」
「刹那さんいい反応するわね~」
「うふ♪」
「じゃ、後は2人でごゆっくり~」
そう言うと木乃香(明日菜)は刹那の肩をポンッと叩いて
明日菜(木乃香)にウインクをして手を振りながら去っていった。
残された刹那と明日菜(木乃香)は世界樹の側に座った。
「せっちゃんの気持ちはわからなくもないんよ?」
「・・お嬢様・・ってさっきの話聞いてたんですか!!!」
「?あたりまえやん。って言うか~ウチに対してじゃなかったん?」
「あ、そうでした・・・」
「ふふ・・」
「・・・・」
「ねぇせっちゃん」
「はい・・」
「2人きりの時だけでも・・『このちゃん』って言うて」
「・・あの・・」
「お願いや・・2人きりの時だけでも」
「・・・」
「ぐすっぐすっ」
「へ?」
「ヒック・・・ぐすっ」
「おおおおおおおお、お嬢様!!」
「せ、っちゃん・・ヒック」
「・・・・・」
「ぐすっ・・」
「泣かないでください・・・・・このちゃん」
「!?」
泣いている姿が愛しくて、刹那は何時の間にか木乃香を抱きしめていた。
母親とはぐれて泣いている子供をあやす様に、刹那は優しく優しく
木乃香の髪を撫でた。木乃香は刹那の腕の中で泣きつづけた。
「・・・せっちゃん」
「はい、なんですか?このちゃん」
「キス・・しよ」
「・・・はい、このちゃ・・・・」
「?どないしたん?」
「・・・このちゃん」
「なんや?」
「その姿(明日菜)、いつ戻るんですか?」
「へ?・・・あぁ!忘れとったわ!!」
「で、いつです」
「・・・あ」
「あ?」
「明日・・・」
「明日・・・ですか・・・」
「あの・・・」
「正直言って、明日まで我慢出来ません」
「!?が・・我慢・・//////」
「だからと言って明日菜さんの姿でキスするのも・・・」
「えと・・」
「仕方ないですね。明日まで、何とか抑えてましょう」
「お・・抑えるって?」
「・・・言わなきゃ・・・分からないんですか?」
「!?も、もう!!せっちゃんたっら!」
「ふふ、あっでも覚悟してくださいね」
「?」
「元に戻ったらバンバン行きますから。そのおつもりで♪」
「ええ~!!何なんそれ!」
「さぁ帰りましょう♪」
「せっちゃんって以外に・・・」
「何か言いました?」
「な、何も言ってへん!!はよ帰ろう!!」
「♪」
そして2人は仲良く帰った行った。はたから見ると
刹那と明日菜が仲良しに見えるのだが・・・気にしない。
その微笑ましい光景をそわそわして見ている影が1つ・・・
「くぅ~そんなにベタベタしないでよ~これじゃあ私と刹那さんが怪しい関係になってるって思われるじゃない!!あ~朝倉とかに見られなきゃいいんだけど・・・」
終わり♪
ちょっと理解不能かもね・・・