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小説は5段階あります。
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プロフィール
HN:
めい
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵を書くこと
自己紹介:
漫画を書いたり、音楽を聴くのが
好きなヲタクかも!
ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
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ある日の朝、刹那は目を覚ました。
しかしいつものようにスッキリとした目覚めではなかった。
起きあがろうにも体が重く、起き上がる事が困難であった。
「刹那」
虚ろな目を擦りながら自分の名前を呼んだ者の姿を確認した。
「龍宮・・」
「どうした刹那、具合でも悪いのか?」
「・・・風邪を、引いたみたいだ」
「そうか・・では今日の仕事は私1人で行こう」
「・・・・」
龍宮は心配すらしてくれないのか、そんなことを思いながら
再び刹那は目を閉じた。
「心配してないわけでもない。が、病人の面倒なんてみてられないだけだ」
独り言のようにそう呟くと、龍宮は部屋を出た。
ぐつぐつ・・コトコト・・
刹那は再び目を覚ました。
すると部屋の奥からとても懐かしいニオイがしてきた。
刹那は部屋の奥から人影らしきものを見つけた。
どの人影が誰なのか分からず、目を凝らしていると
自分に気が付いたのかその人影はそそくさと近づいてきた。
「・・お・・じょ・・さま?」
「せっちゃん!!起きたんやね~良かったぁ心配したえ」
「おじょ・・さま・・ですか?」
「ん?そやえ、せっちゃん」
木乃香は刹那に近づいて額に手を当てた。
「ん~ちょっと高いなぁ・・」
「・・・!?おおお、お嬢様!!何故こんな所にっ・・」
「あーもぅ起きちゃアカンえせっちゃん」
「あ・・すみません。ではなくて!!何故こんな所に居るのですか!?」
「ん~実はなぁ龍宮さんから電話があったんよ」
「龍宮・・から?」
「刹那が風邪を引いたらしいんだが私は仕事で面倒を見てやれない。ってな」
「・・そうですか・・・後であんみつか・・」
「ん?」
「いえ」
「もう少し待っててな、今おかゆ作ってるからな♪」
「・・はい」
木乃香は急いでおかゆの元へと走っていった。
そして嬉しそうに料理をしている木乃香を見て刹那は微笑んだ。
しかし刹那は悩んだ。風邪を引いている自分と同じ部屋に居ると
お嬢様に風邪を移してしまうのではないかと、だからと言って
お嬢様を帰してしまうと龍宮に申し訳がない。
さて、どうしようか・・
だが、今の刹那の頭では何も考えられなかった。
思った以上に症状は酷い様だった。
「せっちゃん、お待たせ♪」
「・・・」
「よいしょ」
木乃香は刹那を起してやると、おかゆをふーふーし始めた。
「お、お嬢様!!いいですよ自分で食べますから」
「せっちゃんは病人さんやからアカン!!」
「うっ・・」
「ふーふー。はいせっちゃん、あーんw」
「うぅ・・あ、あーん」
刹那は渋々木乃香の言う事を聞きおかゆを口に運ぶ。
「どお、おいし?」
「はひ、とてもおいしいです♪」
「えへwじゃぁはい、もう一口」
「はい」
***************
ご飯を食べ終え、刹那は薬を飲み寝ていたが症状はなかなか良くならなかった。
木乃香は刹那の額のタオルを何回も取り替えた。
だが、刹那は今だ苦しそうにしていた。そして木乃香は気がついた。
刹那の服が濡れている事に。これはいけないと、木乃香は変えの服とタオルを
急いで持って来た。
布団を捲くりボタンに手を掛けた。
一つ一つ丁寧に外して行く、木乃香はドキドキしてきた。
刹那の肌はとても白く綺麗な体をしていた。
木乃香は刹那の肌に触れたくなった、こんなにも綺麗な体は見た事なかった。
でもそんな事言っていられなかった。刹那は苦しそうに呼吸を荒くしている。
木乃香は触りたいという衝動を押さえ、綺麗に体を拭いて行く
一箇所一箇所丁寧に拭いて行く、そして変えの服を着せ布団を掛けた。
刹那の寝顔は嬉しそうだった。木乃香は微笑み刹那の額にタオルを置いた。
熱を測ってみようと立った瞬間、何かに引っ張られた。
木乃香の腕を刹那がしっかりと掴んでいた。驚いた木乃香は刹那に目を向けた。
すると刹那は虚ろな目で木乃香を見ていた。
「行かないで下さい・・お嬢様・・」
「せっ・・ちゃん」
木乃香は刹那の手を取り、その場に座った。
「ずーっとここにおる、せっちゃんが眠るまでずーっと」
刹那はニコっと笑い木乃香の手をしっかりと握って目を閉じた。
木乃香は刹那の顔を撫でた。ゆっくりと優しく・・
「はよう・・良くなってな、せっちゃん」
木乃香は刹那にキスをした。
それは触れるだけの軽いキス・・それでも木乃香に十分な幸福を与えてくれる。
木乃香は刹那の手を握って、そのまま深い眠りについた。
続く
風邪のお話です。
今の季節で考えると夏風邪ですね。
そして次回ですが・・大体予想は付きますよね
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