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めい
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵を書くこと
自己紹介:
漫画を書いたり、音楽を聴くのが
好きなヲタクかも!

ストパニなどの小説やら読んでます。
小説を書く練習だと思ってください。
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author : めい ×


3時。
通常の生徒ならばすでに帰宅している時間。
学校に残っているのは部活をしている生徒のみ・・

ある教室には、まるで魔法使いが被るような帽子を被って
なにやら呪文のような言葉を唱える1人の生徒がいた。


「ふ~んと・・」


木乃香はカードをめくり百面相をしていた。
あまりに真剣だったので人が入っても分からなかった。


「あれ~部長まだ残ってたんですか??」

「ひや!?」

「ひやって・・そんなに驚かなくてもいいじゃないですかぁ」

「か、堪忍な・・」


教室へ入ってきたのは「占い研究部」の部員2人。
1人の部員が木乃香と話していると、もう1人の部員が
カード占いに気がついた。


「部長、相性占いですか?」

「へ・・え、いや・・まぁな~」

「何何何!!桜咲先輩とのですか!!」

「えぇ!!なんでせっちゃんが出てくるん!?」

「え、違うんですか?」

「と、言うより。部長と桜咲先輩の相性なんて今更占う必要ないですよ」

「うんうん♪」

「へ?なんでぇ」


意外な返答に2人は顔を見合わせ、飽きれたように答えた。











「「だって先輩達、相思相愛じゃないですか」」


相思相愛・・
他の人達から見て自分たちはそのように見えていたのか。
木乃香からしたら満足のいくほどラブラブしていないのだが・・。。

かなり真剣に悩んでる部長を見て、部員達は
笑顔で木乃香に話した。


「桜咲先輩、部長といる時すごく嬉しそうだしー」

「というか・・2人っていつも一緒にいるしね」

「それは・・」

「桜咲先輩ってウブですからねぇ~」

「初めて恋した男の子って感じ?」

「ホント桜咲先輩ってかわいいですよねー!!」

「そやな~」

「でも油断は禁物ですよ!!部長」

「ふえ?」


カードが敷き詰めてあった机を背に立っていた木乃香の肩を
部員の1人が掴んでその勢いで机に座らせズイっと顔を近づけた。


「っ・・」

「桜咲先輩って以外に人気があるんですよ?」

「え・・」

「知ってました?」

「い、いや・・」

「部活をしてる時のカッコよさ・・」

「話しかけるとやさし~く甘~く答えてくれて・・」

「・・甘く?」

「そして最後はあの笑顔!!」

「・・・」

「あの笑顔で皆イチコロなんですよ?」

「あの笑顔は反則やもんな・・でもせっちゃんな(安心だとでも?

「信用してるんですね~でも、安心しちゃだめですよ」

「っ!?/////」


木乃香の足の間に彼女の足がスルスルと入ってきて
背中に手を回し、耳元で、彼女にとって最高の色っぽい声で囁いた。


「いきなりこんな事されたら、抵抗出来ませんよね?」

「んっ・・」


彼女の手が木乃香のお尻に触れた。


「っ!!」


手が触れた瞬間、木乃香の肌に冷たい空気が触れた。
目を開けると彼女は木乃香から離れていた。


「この続きは桜咲先輩とどーぞ♪」


満面の笑みで言うと木乃香と彼女との行為を見ていた
もい1人の部員の彼女と手を繋ぎながら木乃香に手を振って
教室から出ていった。


木乃香はその場に残された。
そしてちょっと乱れた制服を眺めて沸騰した。

その瞬間、教室のドアを叩く音が聞こえた。


「はひぃ!?」


ゆっくりと開かれたドアの向こうには刹那が立っていた。


「?お嬢様どうなされたのですか」

「あぁぁああ!!な、なんでもあらへんよ、せっちゃん!!」

「そ、うですか・・・!?////////」

「?どうしたんせっちゃ・・ひゃ!!」


刹那の目線を辿っていくと木乃香のスカートが捲れ上がり
真っ白な足がかなり露質していた。


刹那は目線を外し赤くなっておどおどしてた。
木乃香は刹那が来る前にあった事を思い返した。
すると、体の心がだんだんと熱くなってきたのを感じた。


「せ・・ちゃん」


不自然な木乃香の声に振り向いた刹那の目に移ったのは
女神のように綺麗で、危険な感じをさせる色っぽい木乃香であった。


吸い込まれるように刹那は木乃香の元へ足を運んだ。
そして迷いなく2人は唇を寄せた。




****************



「お嬢様、部活の方でナニかあったのですか?」

「ふぇ?な、ななななんもなかったよ!!」

「そ・・そうですか;」

「・・・・」

「・・・・」


相思相愛・・その言葉が頭から離れなかった。
自分と刹那は本当に相思相愛なのだろうか?
そんな疑問が頭から離れなかった。


「せっちゃんはウチのこと好き?」

「うえぇ!!!」


いきなりの質問で驚いた刹那だったが、木乃香があまりにも
真剣な顔をしてるから茶化さず、真剣に答えた。


「私はこのちゃんが大好きです。誰よりもあなたを愛しています」


止めに例の笑顔で木乃香のハートに矢が刺さった。
それもかなり特大の・・
真っ赤になっているであろう顔を見られまいと下を見ていた木乃香は
正直に答えた。


「何や、結婚式みたいやな♪」

「けっ!!!//////」


木乃香から目を離していた刹那の真っ赤な耳を見て
幸せそうに微笑んだ。
そして1つの疑問が頭に浮かんだ。


「せっちゃんって人気ある言うてたなぁ・・調べてみよう」


ガッツポーズをしていた木乃香。
それを見た刹那の頭には?がたくさん出ていた。








終わり




今日は部員も出してみました。
部員の人が妙にえっちぃように見えてのは気のせいですよ。
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author : めい ×

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